特別展「奇才 -江戸絵画の冒険者たち-」
期間
2020/07/07〜2020/08/30
会場
山口県立美術館
主催
山口県立美術館 読売新聞社 KRY山口放送
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近年、江戸時代の絵画に対する注目度が飛躍的に高まっています。その立役者は、伊藤若冲や曾我蕭白といった、思いもよらない“奇”なる発想で斬新な表現に挑んだ絵師たち。従来、江戸絵画史は狩野派を中心に語られてきましたが、1960年代末頃から、“傍流”とみなされていた若冲らの個性を「奇想」として評価する動きが活発になります。同時に、全国各地で魅力あふれる絵師たちが次々と見いだされ、現在の「江戸絵画ブーム」につながっていったのです。
本展では、奇想の絵師のみならず、円山応挙や尾形光琳など“主流”とされる絵師たちの前例にとらわれない奇才ぶりにも着目します。さらに北海道から九州まで、全国各地から自由な発想に富む作品を一堂に集め、“奇”の追求こそが江戸絵画の主流であったことを提示します。奇才35人による個性の競演をご堪能ください。
※ 会期中、一部展示替えがあります。
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