特別展「花燃ゆ」
2015年大河ドラマ特別展
期間
2016/06/04〜2016/07/20
会場
江戸東京博物館
主催
前橋市、アーツ前橋、NHK前橋放送局、NHKプロモーション
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2015年NHK大河ドラマの主人公、杉文(のちの楫取美和子)は、1843(天保14)年に萩城下の郊外に位置する松本村に生まれました。文は、幕末の志士であり松下村塾の主宰者・吉田松陰を兄に持ち、貧しくもあたたかく明るい家庭で育ちました。
文の周りには、後の夫となる久坂玄瑞や楫取素彦(小田村伊之助)、高杉晋作ら、松陰の下で学ぶ松下村塾の若者たちが集い、日夜議論を戦わせていました。幕末の動乱が激しさを増す中で、文の家族や松下村塾の塾生たちはさまざまな困難に直面していきます。
しかし、松陰の教えを胸に抱き、彼らは志を持って常に前を向いて生き抜きました。
これまで、文の存在は一般にはほとんど知られることはありませんでした。本展覧会では、初公開となる貴重な歴史資料や、文・松陰のゆかりの品々を一堂に展観し、時代に翻弄されながらも新しい時代に松陰の志を引き継いでいった文と幕末を生きた長州の人びとの人物像を浮き彫りにします。