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歴史への誘い 鑑真和上と戒律のあゆみ

期間 
2021/03/242021/05/16
主催 
日経アートアカデミア

【オンラインコンテンツ】
鑑真(がんじん 688~763)は、中国・唐時代の高僧で、日本での戒律の整備を目指していた聖武天皇の意を受け、その地位をなげうって来日し、東大寺、唐招提寺を拠点に、中国正統の戒律の教えを日本に定着させ、日本仏教の質を飛躍的に高めました。その渡海は困難をきわめ、失敗を繰り返したのち視力を失いながら果たされました。
戒とは仏教徒の守るべき倫理基準、律とは僧侶のあるべき姿を示し、戒律を学ぶことは、僧侶とは何か、仏教とは何かを問い直すことでもあり、日本が社会変動を迎えるたびに、幾多の名僧が戒律に注目し、仏教の革新運動を起こしました。特に鎌倉時代の覚盛(唐招提寺)、叡尊(西大寺)、凝然(東大寺)、俊芿(泉涌寺)らの宗派を超えた活躍を、各寺の現在の高僧たちが解説し、日本仏教の恩人と言うべき鑑真がもたらした戒律のおしえが日本でたどった歩みをわかりやすく紹介します。

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