特別展「小村雪岱スタイル―江戸の粋から東京モダンへ」
期間
2021/07/08〜2021/08/29
会場
山口県立美術館
主催
山口県立美術館、朝日新聞社、yab山口朝日放送
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大衆文化が花開いた大正から昭和初期にかけて、「画家」と呼ぶには収まりきらない、多岐にわたるジャンルに新風を吹き込み、人々を魅了した小村雪岱(こむらせったい)。いま、その再評価の機運が高まっています。
本展では装幀や挿絵、舞台装置画、そして貴重な肉筆画や版画など、江戸の粋を受け止め、東京のモダンを体現した雪岱の作品を、西日本ではじめて総合的にご紹介いたします。また鈴木春信(すずきはるのぶ)の浮世絵や、並河靖之(なみかわやすゆき)の七宝をはじめとする明治工芸の数々を通して、「江戸の粋」から「東京モダン」へと至る系譜をご覧いただくとともに、彼らの要素を引き継ぐ現代作家の作品も合わせて展示いたします。
消えゆく古の情趣と、今なおモダンな要素を兼ね備える、「雪岱スタイル」と呼ぶべき洗練された美の世界をご堪能ください。