日本美術応援団オンライン講座 第8回 曽我蕭白「群仙図屏風」
期間
2022/08/25
主催
日経アートアカデミア
公式サイトURL
美術史家・山下裕二氏による連続講座「日本美術応援団オンライン講座」の第8回は、力強い筆墨と極彩色で超現実的な世界を描き出した奇想の絵師、曽我蕭白の第1弾です。京の商家に生まれ、伊勢や播州で精力的に活動した蕭白は、18世紀京都画壇の鬼才たちのなかで、もっとも激烈な表現を指向しました。山下氏の恩師である辻惟雄氏(東京大学名誉教授)が名著『奇想の系譜』を執筆するひとつの契機ともなった代表作「群仙図屏風」(重要文化財、文化庁蔵)と、同時期に制作された「雪山童子図」(三重・継松寺蔵)、「唐獅子図」(重要文化財、三重・朝田寺)の大作3点を詳しく解説し、独創的で狂気に満ちた蕭白の表現を紹介します。