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令和7年度 秋季特別展 花開く九谷

期間 
2025/09/272025/11/09
会場 
石川県立歴史博物館

江戸時代前期から中期にかけて、日本列島における陶磁器の生産は限られた地域にとどまっていました。このころの前田氏の領内では、17世紀という全国的にも早い段階で色絵製品を含む磁器を生産していた九谷古窯が知られます。
このほか、越中瀬戸窯などでも陶磁器が焼かれていましたが、生産地の大きな広がりは見られませんでした。
それに対し、江戸時代後期には、技術の広がりや諸藩の産業振興策の影響により列島各地で数多くの窯が成立し、やきもの生産が行われるようになります。
本展では、それぞれの窯の作品に加え、窯跡や城下町遺跡からの出土資料、窯の経営にかかわる古文書などの多様な資料から江戸時代後期の加賀・能登での陶磁器生産の実態を明らかにします。

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